スーパーカロライジング処理はアルミを拡散滲透させるもので、被処理物をFe-Al合金粉及びNH4Cl粉よりなる調合剤と共に鋼製ケース内に埋め込み、ケースを密閉し、それを炉内にて900℃〜1050℃に加熱する事によって耐熱、耐酸化性、耐摩耗性を有するアルミ拡散滲透層を得る処理方法です。
NH4Cl ⇔ NH3 + HCl (2NH3 ⇔ N3 + 3H2)
2Al  + 6HCl  → 2AlCl3 + 3H2
2AlCl3 + 3
Me → 3MeCl2 + 2Al (置換反応)
FeAl合金粉中のAlはHClと反応しAlCl3(蒸気)となり、これが被処理物の表面にて被処理物金属Me と置換反応しAlが析出し拡散滲透します。
スーパーカロライジングには次のような特性があります。
(詳細については、それぞれの項目をクリックしてください。)
耐高温酸化性
耐高温硫化性
耐浸炭性
耐応力腐食割れ性
耐窒化性
耐溶融金属
耐摩耗性
低温に於ける耐食性
耐水素損傷
耐スパッタ/スプラッシュ溶着
スーパーカロライジングと溶融アルミめっき
スーパーカロライジングを利用して製鋼用電気炉パネルの寿命延命化に成功しました。 写真を見る